今年に入って更新していなかった。
『ダンシング・ハバナ』はDVDで、
『エンディングノート』と『家族の庭』は映画館で。
どれも良かったので、感想はまたじっくりと書いていきたい。
『ダンシング・ハバナ』
アメリカから、父親の仕事の関係でキューバに引っ越してきた18歳のケイティと、キューバ人ハビエルとの恋のお話。
少年少女の恋の物語は、こんな風に情熱的でかつ淡いものだと思わせてくれる。
「情熱的」の部分には、サルサをはじめとしてキューバン・ミュージックが大いに力を貸してくれていて、音楽もダンスも情熱とセクシーのかたまり。
ケイティを演じるロモーラ・ガライは、『アメイジング・グレイス』で主人公ウィルの奥さんとして登場しているが、それとはまったく違う雰囲気。
おカタいと表現しても何の差支えもなさそうなケイティが、ダンスと恋の情熱を浴びて花開いていく様子が本当にすばらしい。
そして、「淡い」の部分は、エンディング。
危ない結論に至るのではなくて、将来を考えるからこそ選んだ結論。それが、最後に良い味を出していた。
2012年03月10日
2011年12月04日
『サンザシの樹の下で』
初夏のころ、予告編を観てからというもの、ずっと観たいと思っていた。
主人公のジンチュウを演じたチョウ・ドンユイはこれが映画初出演。
中国の事情はわからないけれど、今の日本にここまで「無垢」を体現したような18歳はいないだろう。
主人公の恋人となるスンは、役者のショーン・ドゥが悪いわけではなく
役柄として物足りなさを覚えたので、感情移入しにくかった。
けれど、とにかく主役の可憐さ、純朴さを味わえたことは幸せ。
ストーリー自体は陳腐といってしまって良いくらいなのだけれど、
だからこそこの純朴さが活きるようにも感じる。
主人公のジンチュウを演じたチョウ・ドンユイはこれが映画初出演。
中国の事情はわからないけれど、今の日本にここまで「無垢」を体現したような18歳はいないだろう。
主人公の恋人となるスンは、役者のショーン・ドゥが悪いわけではなく
役柄として物足りなさを覚えたので、感情移入しにくかった。
けれど、とにかく主役の可憐さ、純朴さを味わえたことは幸せ。
ストーリー自体は陳腐といってしまって良いくらいなのだけれど、
だからこそこの純朴さが活きるようにも感じる。
2011年11月20日
『孫文の義士団』『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』
『孫文の義士団』
出演する役者たちが割と好きな人たちだったので観てきたのだけれど…。
つらい映画だった。
バイオレンスの嵐で、見たかったものと違うという感想しかでてこない。
唯一良かったのは、ドニー・イェンのアクションシーン。
『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』
DVDを買って観た。
もともとは舞台の作品で、ピューリッツァ賞、トニー賞を受賞しているという文句に惹かれた。
愛していると言ったところで、信頼されてないと感じてしまえばその関係はそこまで。
家族であっても、信頼されていなければ結局憎しみの種になる。
それでも嫌えないのが家族というものなのかもしれないけれど。
理解と信頼は、人間関係の第一歩なのではないかと考えさせられる映画だった。
もう一度観ようとは思わないけれど、良い映画だったとは思う。
DVD買ったのは失敗だったかな。
出演する役者たちが割と好きな人たちだったので観てきたのだけれど…。
つらい映画だった。
バイオレンスの嵐で、見たかったものと違うという感想しかでてこない。
唯一良かったのは、ドニー・イェンのアクションシーン。
『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』
DVDを買って観た。
もともとは舞台の作品で、ピューリッツァ賞、トニー賞を受賞しているという文句に惹かれた。
愛していると言ったところで、信頼されてないと感じてしまえばその関係はそこまで。
家族であっても、信頼されていなければ結局憎しみの種になる。
それでも嫌えないのが家族というものなのかもしれないけれど。
理解と信頼は、人間関係の第一歩なのではないかと考えさせられる映画だった。
もう一度観ようとは思わないけれど、良い映画だったとは思う。
DVD買ったのは失敗だったかな。
しばらく更新を怠っていたので
見ている人などいないのだろうけど、近況報告。
その1 結婚した
その2 引っ越した
というわけで人生の岐路に立たされた2ヶ月だった。
その間にもいくつか映画を見て本を読んだので、ぽつりぽつりと書いていこう。
その1 結婚した
その2 引っ越した
というわけで人生の岐路に立たされた2ヶ月だった。
その間にもいくつか映画を見て本を読んだので、ぽつりぽつりと書いていこう。
2011年09月11日
『コクリコ坂から』
久々のアニメ映画。
見に行くことになろうとは思っていなかったけれど、観てみれば、悪くないな、という感想。
展開の強引さや、いかにもな演出は気になるところだったけれど、時代設定や、ジブリという点などを考えれば、不自然と言い切るほどでもない。
原作の漫画とうまい具合に、つかず離れずの雰囲気だったように思う。
見に行くことになろうとは思っていなかったけれど、観てみれば、悪くないな、という感想。
展開の強引さや、いかにもな演出は気になるところだったけれど、時代設定や、ジブリという点などを考えれば、不自然と言い切るほどでもない。
原作の漫画とうまい具合に、つかず離れずの雰囲気だったように思う。
『僕と先輩のマジカルライフ』他
はやみねかおる『僕と先輩のマジカルライフ』
吉野匠『レイン』
坂木司『青空の卵』
漫画では
『ゲゲゲの鬼太郎 青春時代』
『幇間探偵しゃろく』2
『純潔のマリア』
『聖ピスタチオ学園』
『コクリコ坂から』
読了。
あまり順調なペースではないけど、とりあえず進んでいるところ。
現在進行中
北村薫『いとま申して』
吉野匠『レイン』
坂木司『青空の卵』
漫画では
『ゲゲゲの鬼太郎 青春時代』
『幇間探偵しゃろく』2
『純潔のマリア』
『聖ピスタチオ学園』
『コクリコ坂から』
読了。
あまり順調なペースではないけど、とりあえず進んでいるところ。
現在進行中
北村薫『いとま申して』
2011年08月23日
2011年08月16日
『先生と僕』『うた恋い。』
漫画を二つ、職場の先輩から借りて読んだ。
『先生と僕』香日ゆら
夏目漱石とその友人、門下たちを描いた4コマ形式の漫画。
そのほとんどが実話ということで、漱石や子規、
また弟子の寺田寅彦、鈴木三重吉といった人物たちの、
実際の作品からはうかがい知れない多くのエピソードを知ることができる。
漱石が作家になる以前、教師としての人物像などもわかって大変面白い。
『うた恋い。』杉田圭
新勅撰和歌集の選者でもある藤原定家が、私的に作ったともいわれる小倉百人一首。
その歌の数々を、超訳し、脚色し、それぞれ歌を詠んだ人々のエピソードも加えて漫画にしたのがこの作品。
定家は恋の歌がお好きだったようで、百人一首にも40首以上もの恋歌が収められている。
この本は、その恋歌に着目した漫画。
これもまた、歌心を知る上でとても面白い漫画だった。
『先生と僕』香日ゆら
夏目漱石とその友人、門下たちを描いた4コマ形式の漫画。
そのほとんどが実話ということで、漱石や子規、
また弟子の寺田寅彦、鈴木三重吉といった人物たちの、
実際の作品からはうかがい知れない多くのエピソードを知ることができる。
漱石が作家になる以前、教師としての人物像などもわかって大変面白い。
『うた恋い。』杉田圭
新勅撰和歌集の選者でもある藤原定家が、私的に作ったともいわれる小倉百人一首。
その歌の数々を、超訳し、脚色し、それぞれ歌を詠んだ人々のエピソードも加えて漫画にしたのがこの作品。
定家は恋の歌がお好きだったようで、百人一首にも40首以上もの恋歌が収められている。
この本は、その恋歌に着目した漫画。
これもまた、歌心を知る上でとても面白い漫画だった。
北村薫の新しい本
ふと気が付いたら、大好きな北村薫がいくつか新刊を出していた。
『飲めば都』は読了。
現在、『いとま申して』を読み進めているところ。
北村薫作品の大きな魅力の一つに、本に関する話題が豊富なことを挙げたいところ。
『飲めば都』は編集者の女性が主人公のお話。
『いとま申して』は、どこまで現実とリンクしているのかわからないけれど、
作者のお父上の残した日記から、当時の文学や雑誌の話題がやまほど出てくる。
北村作品の中でナンバー1を挙げろと言われたとしたら、候補はまず『六の宮の姫君』。
芥川にも同じタイトルの短編があるけれど、芥川のこの短編は、
もとはといえば今昔物語集の題材を引いてきたもの。
そして北村薫の『六の宮の姫君』は、それらの作品を題材にした文学ミステリとでも言うべき作品。
北村薫の卒論を下敷きにしているだけあって、本当に展開がスリリングで面白い。
これが卒論というものか、と思い知らされる素晴らしい作品だった。
他に挙げるものといえば、『覆面作家と夢の家』。
ネタを話すと種明かしになってしまうので語れないが、これもまた、私の琴線に大きく触れたお話。
さらには『街の灯』も。
昭和初期。
戦争の暗さがなく、しかも明治、大正とは少し趣の違う上流階級の生活を垣間見ることの楽しさ。
『いとま申して』も、続きが気になるというよりは、
じっくりと当時の文学の状況を味わいつつ読み進めたい。
『飲めば都』は読了。
現在、『いとま申して』を読み進めているところ。
北村薫作品の大きな魅力の一つに、本に関する話題が豊富なことを挙げたいところ。
『飲めば都』は編集者の女性が主人公のお話。
『いとま申して』は、どこまで現実とリンクしているのかわからないけれど、
作者のお父上の残した日記から、当時の文学や雑誌の話題がやまほど出てくる。
北村作品の中でナンバー1を挙げろと言われたとしたら、候補はまず『六の宮の姫君』。
芥川にも同じタイトルの短編があるけれど、芥川のこの短編は、
もとはといえば今昔物語集の題材を引いてきたもの。
そして北村薫の『六の宮の姫君』は、それらの作品を題材にした文学ミステリとでも言うべき作品。
北村薫の卒論を下敷きにしているだけあって、本当に展開がスリリングで面白い。
これが卒論というものか、と思い知らされる素晴らしい作品だった。
他に挙げるものといえば、『覆面作家と夢の家』。
ネタを話すと種明かしになってしまうので語れないが、これもまた、私の琴線に大きく触れたお話。
さらには『街の灯』も。
昭和初期。
戦争の暗さがなく、しかも明治、大正とは少し趣の違う上流階級の生活を垣間見ることの楽しさ。
『いとま申して』も、続きが気になるというよりは、
じっくりと当時の文学の状況を味わいつつ読み進めたい。
2011年08月08日
『ゲンスブールと女たち』
観たい映画はたくさんあったけれど、結局一連のスケジュールの中では、ここまでしか追えなかった。
『ゲンスブールと女たち』は、感じるものは非常に多かったけれど言葉では言い表しにくい。
いかにもフランス映画といった様子もあって、細かい解説が必要かも。
テンペストも観たかったけれど間に合わず。あとは、ストーンズの「レッツスペンドザタイム」くらいかな。
留岡幸助の『大地の詩』も間に合えばみたかったのだけれど…。
『ゲンスブールと女たち』は、感じるものは非常に多かったけれど言葉では言い表しにくい。
いかにもフランス映画といった様子もあって、細かい解説が必要かも。
テンペストも観たかったけれど間に合わず。あとは、ストーンズの「レッツスペンドザタイム」くらいかな。
留岡幸助の『大地の詩』も間に合えばみたかったのだけれど…。

