2011年01月30日

『酔いがさめたら、うちに帰ろう』

浅野忠信と永作博美。
永作博美の映画を観るのは『人のセックスを笑うな』以来か。
この人の演技は本当に好き。表情の作り方がとても良い。
ただ、『人の〜』と比べると少し浅い気はしたけれど、それは浅野忠信の演技が素晴らしかったからかな。

DVとか、アルコール依存とか、そういう部分はその人のごく一部でしかない。
「アル中の人間が何が自尊心だ」というフレーズ。
これは、世間の目から見たアルコール依存症患者に対する気持ちの表れかもしれない。
しかし、塚原は、自尊心を持って生きているように見える。
酒で一度はダメになった家族と人生を、何度も何度も躓きながら、もう一度再生しようとする姿。
ダメ男なんだけれど、そこがカッコイイ。
子どもがいてもいなくても、由起は塚原と一緒にいることを選んだだろうし、
それは、やっぱり二人の間にしかわからない何かがあるんだろうと思う。
「アルコール依存は誰にも同情されない病気」というフレーズが映画にも出てくるけれど、
つまり由起は同情ではない感情で、もしかしたら使命感もともなって、
でも大部分は「愛」によって、塚原を愛したから、一緒に生きようとしたのだ。

そんなことを感じた映画。面白かった。
posted by TO-SAN at 19:15| 北海道 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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